実現したいこと
データまとめサイトを作成する場合、記事のURLはWordpressのデフォルトのURLではなく、個別記事の内容が分かるようなカスタムURLで設定することをおススメします。
- デフォルトURL : <サイトURL>/post-123
- カスタムURL : <サイトURL>/America-staple food
この際、URLは日本語ではなくローマ字で設定しましょう。記事投稿後、分析ツールで分析をする際に便利だからです。
■ 日本語をURLに含む場合
〇メリット
・日本人向けのホームページだとすぐ分かる
〇デメリット
・日本語でURLが表示されず、URLも複雑で長くなる
・環境やサービスによっては不具合を招く場合もある
またデータまとめサイトの場合、数十~数百記事を同時に作成する場面が想定されます。その際、単なるURL作成であっても1個1個手動で設定していては、手間がかかります。
日本語(漢字・かなを含む)をローマ字に変換する工程をツールで自動化しましょう。
ツール実行前後
・記事をまとめて作成する場合、以下のようにスプレットシートで管理する方法が便利です(今回は説明を省略します)。
ツール実行前 |
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ツール実行後 |
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ツール情報
ひらがな、ローマ字変換ツール. 漢字・かな混じりの文章を、ひらがな及びローマ字にそれぞれ変換するツールです。
ツールの使い方
① 変換ツールにアクセスする
② 原文(変換元)に変換したい日本語文をコピペ、[変換実行]
※複数のワードを縦に並べて、一括で変換することが可能です。
③ (結果出力)一括でローマ字変換される
※ ローマ字以外にも、ひらがな、ひらがな(ルビ)付きに同時変換されます。
④ ローマ字をスプレットシートにコピペする
※ ツールで変換したローマ字を一括でコピペしましょう。
※ C行に書いた文字列にスプレットシートで情報(-staplefood)を付与しています。
※ F行が記事URLです。
⑤ 記事のURLが完成
記事のURLが完成したら、コンテンツ管理に使うなり・自動投稿するなり、好きに扱ってください。
参考
同様の機能をPythonで実装したい場合は、以下のコードで実行できます。
#ライブラリーをインストール import pykakasi def convert_to_romaji(text): """ 漢字仮名混じり文をローマ字に変換する Parameters ---------- text : str ローマ字に変換したい漢字仮名交じり文 Returns ------- result : str ローマ字に変換した文字列 """ #ライブラリー設定値 kakasi = pykakasi.kakasi() kakasi.setMode("H", "a") # Hiragana to ascii kakasi.setMode("K", "a") # Katakana to ascii kakasi.setMode("J", "a") # Japanese to ascii kakasi.setMode("r", "Hepburn") # use Hepburn Roman table kakasi.setMode("s", True) # add space kakasi.setMode("C", False) # no capitalize conv = kakasi.getConverter() result = conv.do(text) return result # ツール実行 if __name__ == "__main__": text = input() romaji = convert_to_romaji(text) print(romaji)
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